資料請求の方法
世の中には、おびただしい数の学校が存在しています。中には、ただ単に「学校」という名前が付いているだけで、実態はそうでないところもあります。
名の知れた学校があり、そうでない学校があります。そうでない学校の中にも、もちろん良いところはあるでしょう。逆に、名の知れている学校がすべて良いとは限りません。
その学校で実施されている教育の内容や、必要な費用、設置されている学科など、さまざまな要素の中からどの学校に進学するか、決定していくべきなのです。
と、言うのは簡単です。「それぞれの状況に合わせて、学校を選びましょう。ではそういうわけで、ごきげんよう」と言って、あとも見ずに帰ってしまうのは簡単なことです。
もちろん間違ったことを言ったわけではありませんが、「それだけでは不充分である」とは言えます。何しろ、ここにも1行目に書いているのです、「世の中には、おびただしい数の学校が存在しています」と。
まずは、その「おびただしい数の学校」について知らなければならないのですが、「それぞれの状況に合わせて選びましょう」というのは甚だ不親切な言い方であるわけです。
そのためにはどういうことをすべきか、示すべきでした。
ひとつの方法として、「資料を請求する」という方法があります。このことは、「おびただしい数の学校」についてとりあえず知るためには、有益な方法であると言えます。
小学校、中学校までの学校は、多くの場合は「校区」でどの学校に通うかが決定されました。
子どもには基本的には選択権がなく、「第一小学校」の校区内に住んでいるのであれば、必然的に通う先の小学校は第一小学校となったのです。「一小生」と呼ばれるわけです。
ただ、高校となると話が違ってきます。今度は、通う側に選択権が与えられます。望めば、県境を越えた向こうにある高校にも通うことは出来るのです。入学意志を明らかにし、試験を受けてパスすれば、それが可能です。
そして、人が「この高校に行きたい」と入学意志を固める材料のひとつとなるのが、何を隠そう資料であるわけです。
学校側は、自分たちの取り組みについて、実績についてまとめた資料を作成し、請求されれば送付してくれます。
通信制高校でもそれは同じで、例えばインターネットを使えば、いくつかの高校の資料を一括で送ってくれるサイトを見つけることも出来ます。
「一括資料請求サイト」と呼ばれるそのサイトでは、例えば住所的に近くにある高校を調べたいと思ったら、その旨をフォームに打ち込んで送信すると、近くにあるいくつかの高校の資料をまとめて送ってくれるのです。