通信制高校とは?

「通信」で行う高校教育
通信制高校とは何でしょうか?
「高校」という字が入っているからには、いわゆる高等学校の一種であることはすぐに分かります。特に、「通信」という特徴を持っている高等学校であることも。
実際、その名の通り、通信制高校とは「通信」という手段によって中学校以上の教育を行う機関であると言えます。
法律で「義務教育」と定められている小学校、中学校の学業を終えたあと、人はさまざまな道を選択していくことになりますが、多くの人はさらに一段高い教育を受け、学業を修めるために高校に進学することになります。
このとき、週5日で登校しなければならなかった小学校、中学校とは違い、学習の仕方、教育の受け方について、人は選ぶことが出来るようになるのです。

通信制高校のあり方
小中の登校制度をそのまま引き継いだ形の全日制高校。朝から夕までではなく、夕から夜までの時間帯を使い、また時季を定めてカリキュラムをまとめた定時制高校。
そして、「登校」ではなく「通信」という手段を用いて教育を受けることになる通信制高校。
この3つが「高校」として存在しています。
通信制高校は、4月入学の全日制とは違い、入学の時期を4月と10月の2度に分けているという特徴があります。
修業年数が3年間と定められている全日制とは違い、「3年以上」と設定されているのも通信制の特徴です。
人によっては、働きながら通信制高校に入学し、時間をかけて高校卒業の認定を得る人もいるのです。